相模湾を遠望する高台の家
眺望を活かすように、建物の壁面を多角に仕上げた別荘風の家です
2階リビングからの景色を楽しみながらゆったりと暮らす
元々4LDKの家にお住まいだったSさんご家族。お子さんが独立したことでご夫婦2人での生活と家の間取りが合わなくなり、リフォームも視野に入れてホームスタイリングに相談したという。細かい要望までしっかり聞いてくれる姿勢と提案プランに惹かれて、同社での建て替えを決心された。「スタッフの山田さんのセンスが本当に良いんです。山田さんが提案してくれたプランが一番ワクワクしました」とご夫人。以前のお住まいでは1階に日があまり当たらず寒かったという経験から、新居では日当たりが良く眺望を楽しむことができる2階にLDKをプランニングした。リビングからフラットにつながる広いルーフバルコニーからは周辺の自然や海を一望でき、まるでリゾートホテルに泊まっているかのような気分を味わうことができる。リビングの天井を高くすることで生まれたスペースに窓を配置し、リビングにいながら空が見える暮らしを実現。「寝転びながら雲の流れを眺めたり、夕焼けを楽しんでいます」と、ゆったりとした暮らしを楽しまれているそう。ご両親やご友人が泊まりに来た際に客間として使えるよう、リビング横には小上がりの和室を設計。仕事の作業場所として和室の上に設けたロフトは同社の施工例を見て取り入れたそう。床や梁、建具の色はすべてウォールナット色で統一することで、落ち着いた印象の内装に仕上げた。「断熱性能も高く、冬も快適でした」と新居での暮らしに大満足のSさんだ。
「木を使った家にしたい」というご要望に合わせて、外壁にも濃い色味の木材を使用。内装のウォールナット色と色味を合わせることで家全体に統一感が生まれた
長くこの土地にお住まいのため、眺望や日当たりについて熟知されていたSさんご夫婦。土地の魅力を最大限に活かすべく、眺望の良い2階にLDKをプランニング。リビング横には小上がりの和室、そして和室の上にはロフトをプランニングした
ルーフバルコニーから心地よい風が吹き込むリビング。リビングの天井高をダイニング・キッチンより高くすることで縦にも視線が抜け、より開放的な空間を演出。勾配天井と現し梁はウォールナット色で統一し、落ち着いた大人の空間に仕上げた
コミュニケーションの取りやすい対面キッチンを採用し、ダイニングテーブルと横並びにすることで家事動線を短縮。「この家に引っ越してから料理をするのが楽しくなりました。料理や家事をしながらテレビが見れるのも便利です」とご夫人。キッチンカウンターに椅子を置いてご夫婦でティータイムを楽しむなど、暮らしに豊かさをもたらしている
上部に設けた窓からたっぷりの光が差し込み、夏場は夜まで照明が要らないほど明るいというSさん邸。周辺の豊かな緑を切り取り、借景として楽しむことができる。「リビングで寝転んだ時に窓から空が見えるのがお気に入りです」
ルーフバルコニーの大開口は折れ戸タイプを採用し、室内と屋外を緩やかに繋いでいる。窓を完全に開け放つとまるでリビングの一部のようなリラックス空間となる
階段下のスペースを有効活用した収納スペースを設けた玄関。向かって左側にはSさんの部屋と工房をプランニング。沖縄に住んでいたことがあるというご夫婦のご要望で、正面の壁には沖縄石灰岩を取り入れた
1階の部屋には洋服や小物をたっぷりと収納できるウォークインクローゼットを計画。内部のアクセントクロスや部屋に取り入れた爽やかな緑のクロスで遊び心をプラス