吹き抜けがあるリビング階段の間取り実例|吹き抜けなしとの比較
リビング階段と吹き抜けの組み合わせは人気が高い間取りです。広々とした空間をつくることでおしゃれで開放感のある家になります。
ですが、メリットだけではなく使い勝手や機能的な面で後悔しないか不安になる人もいるのではないでしょうか?
そこで、吹き抜けとリビング階段を組み合わせた実例や吹き抜けなしとの比較、デメリットや対策などをご紹介します。
理想の家づくりのための参考にしてくださいね。
Contents
吹き抜けとリビング階段の組み合わせのメリット
吹き抜けとリビング階段の組み合わせの相性は抜群です。空間を贅沢に使うからこそできる開放感やおしゃれさがあります。
おしゃれさをワンランクUPできる
吹き抜けがあることでおしゃれで高級感のある住宅になります。そこにリビング階段を組み合わせることでおしゃれなインテリアとしての効果もプラスされます。
リビング階段で使用する素材は「ステンレス」や「ガラス」、「木材」など住宅のテイストに合わせて選ぶことができます。
カラーだけではなく素材も内装の雰囲気に合わせることでより統一されたデザインにすることが可能です。
上記写真の施工実例は、スケルトン階段を内装の白を基調にしたデザインと合わせたことで、リビング全体が高級感のある洗練された空間になっています。
スケルトン階段で圧倒的な開放感
吹き抜けとリビング階段の組み合わせは圧倒的な開放感のある空間を実現できます。
高さのある吹き抜けがあることで同じ広さのリビングでも視線が縦にも広がります。
そのため、空間を視覚的に広く感じやすくなるメリットがあります。
また、視線を遮りにくいスケルトン階段は空間をより広くみせる効果があります。
奥行きを感じやすくなるため、広々としたリビングになります。
吹き抜け部分に設置した窓からの採光もフロア全体に届きやすくなります。
日中は照明を必要としないほど明るいリビングにすることも可能です。
家族とコミュニケーションがとりやすい
自然と顔を合わせる機会が増えるため家族とのコミュニケーションがとりやすくなる間取りです。
1階2階の移動には必ずリビングを通ります。
そのため「いつの間にか出かけていた」ということがおこりにくくなります。
お子様の様子や友人関係を見守りやすくなるため安心ですね。
また、1階と2階で空間が繋がっていることで家のどこにいても家族の存在を身近に感じやすくなります。
家族とのコミュニケーションを大切にしたいご家族におすすめの間取りです。
スキップフロアで大人も子供も楽しめる空間を実現
スキップフロアや中2階は、大人のおしゃれな隠れ家にすることもお子様が楽しめる秘密基地にすることもできます。
趣味や遊びを満喫できる家になりますね。
また、テレワークやお子様の学習スペースとしての活用方法も人気です。
仕事をしながら、勉強しながら家族の存在を感じることができます。
「リビング学習させたいけど勉強に集中できないのでは?」と不安なかたにもおすすめの間取りです。
テレビの位置や遊ぶスペースを立体的にわけることで、集中しやすく見守りやすいスペースになります。
吹き抜けがあることで2階の居住スペースが部分的に狭くなっても、スキップフロアや中2階を設けることで十分な広さを確保することができます。
また、スキップフロアを数段上げることで下に収納スペースを設けることも可能です。
リビング階段下は収納や家具、インテリア
スケルトン階段にすることでリビング階段下を収納スペースにしたり、家具やインテリアを置くなど自由度が高くなります。
収納棚や家族の思い出の写真、絵画を飾るスペースとしても活用できます。
収納が少なすぎていつの間にかリビングが散らかってしまうご家庭も多いのではないでしょうか?
ですが、リビング階段下に収納スペースをつくることで、整理整頓しやすくなり綺麗なリビングを保ちやすくなります。
リビングを圧迫することなく収納を増やせますね。広々とした使い勝手のよいリビングにしやすくなります。
廊下が必要ないので空間を有効活用できる
リビング階段にすることで階段を設置するための廊下を必要としません。
空間を有効活用することができ、居住スペースを広げることができます。
書斎や学習スペースの確保、リビングをより広くすることが可能になります。
リビング階段「吹き抜けなし」の間取りの実例
「吹き抜けなし」のリビング階段では緩く2階と繋がりをもつことができます。
変わらず家族とのコミュニケーションをとりやすい間取りです。
デメリットは、吹き抜けとの組み合わせより開放感が感じられにくくなることです。
しかし、リビングを広くしたり大開口の窓を設置したりすることで十分開放的なリビングにすることが可能です。
また、吹き抜けなしでは2階部分のスペースを広く活用できます。
部屋数を増やしたり、ウォークインクローゼットを設けたりなど自由度が高くなるメリットがあります。
実例①天井高を上げることで開放感のあるリビング
吹き抜けなしでも天井高を上げることで広々としたリビングにすることができます。
窓のスペースも広くとることで明るく開放感のあるリビングなっていますね。
実例②スッキリとした印象のリビング
リビング階段を壁に収納するような配置にすることでスッキリとした印象になります。
蹴り込み板や周りに壁もあるため安心感がありますね。
実例③勾配天井で広々リビング
勾配天井にすることで十分開放感のあるリビングになります。
勾配部分に採光がとれる窓や大開口の窓を設けることで明るいリビングなっています。
吹き抜けとリビング階段のデメリットと対策
電気代がかかる
リビング階段と吹き抜けを組み合わせることで、1階と2階が繋がりのある大きな1つの空間をつくりだします。
そのため、住宅の構造によっては快適な温度を保つために必要な冷暖房の電気代が上がりやすくなります。
しかし、吹き抜けやリビング階段のある住宅は寒くなりやすいというのは一昔前の話です。
家の断熱性や気密性が上がったことで「夏は涼しく冬は暖かい住宅」をつくりやすくなっています。
そこで、吹き抜けやリビング階段があっても快適な住まいにするためにはハウスメーカー選びが重要になります。
気密性が高く、壁に使用する断熱材や窓のサッシ、ガラスも高断熱性仕様な工務店やハウスメーカーがおすすめです。
また、天井にシーリングファンを設ける方法があります。
リビングの空気を循環させ、室内の温度を均等にしやすくなります。
暖かい空気が上に冷たい空気は下に溜まりやすいですが、均等にすることで冷暖房の効率が上がります。
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来客時にプライバシーを確保しにくい
リビング階段は、家族とコミュニケーションがとりやすい反面プライバシー確保がしにくくなります。
家族同士では気にならない部屋着姿も「リビングにいるお客様には見せたくない」ですよね。
そこでリビングに開閉可能な間仕切り壁のある来客用スペースがあると安心です。
また、リビングをL字型にしてお客様から全体が見えにくい間取りにする方法もあります。
上記写真のように階段やリビングソファの配置を工夫することでも十分プライバシーを確保しやすい間取りになります。
生活音やにおいが広がりやすい
空間が繋がっているため生活音が聞こえやすく、料理のにおいが広がりやすくなります。
においは、キッチンや窓の位置を工夫してみましょう。
風の通りみちをつくることで対策することができます。
生活音は間取りの配置が重要です。静かにしたい寝室とリビング階段の位置を離すことで音が気になりにくくなります。
まとめ
吹き抜けとリビング階段を組み合わることで開放感のある広々とした空間になります。
くつろげるリビングになるため家族が自然と集まりやすくなりますね。
ですが、立体的な空間の使い方をしつつ快適な住宅にするためには、住宅の構造や性能、設計士の柔軟な対応力が必要になります。
後悔しないためにも確かな施工実績のある工務店やハウスメーカーに相談してみましょう。
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