ホテルライクな洗面所をマイホームに!事例と空間づくりのコツを紹介
ホテルライクな高級感のある洗面所に憧れる方も多いのではないでしょうか。
マイホームでもホテルのような洗面所を採用できたら、毎日大変な朝の準備がはかどること間違いなしです。
洗面所は程よい広さとインテリア性の高い洗面台がある空間なので、こだわった分だけおしゃれに仕上がります。
今回は、ホテルライクな洗面所の実例とおしゃれに仕上げるコツを紹介します。
◼ ホテルライクな洗面所の特徴
ホテルライクな洗面所の特徴をお伝えします。
・洗練されたデザインで高級感がある
ホテルライクな洗面所は、洗練されたデザインであることが特徴として挙げられます。
高級感のある洗面所は、次のような内装で仕上げられていることが多いです。
・洗面台や壁・床はシックな色使い
・光沢感のある壁タイルや床材
・大きくて存在感のある鏡や洗面台
取り入れる色を少なくして、シンプルなデザインのものを選ぶと洗練されたデザインに仕上がります。
柄物のクロスやタイルを選ぶよりも、単色や素材感を楽しめるような内装材を選びましょう。
・収納を有効活用していて生活感が無い
ホテルライクな洗面所は、生活感を感じさせないスタイリッシュさが魅力です。
扉のないオープンな収納よりも、扉付きの隠せるタイプの収納をおすすめします。
上の画像の洗面所は、大容量収納がついた洗面台を採用した事例です。
洗面台下部にはタオルや下着などが収納でき、三面鏡の裏には化粧品や歯ブラシなどの細々としたアイテムをしまうことができます。
隠せて使いやすい大容量収納を採用し、生活感のないすっきりとした洗面所を設計しましょう。
・空間にゆとりがある
ホテルの洗面所は広々としていますよね。
高級ホテルは洗面ボウルが横並びで2つあることが多いです。
マイホームもホテルライクな洗面所にしたいなら、ゆとりのある空間づくりを意識しましょう。
洗面ボウルが2つあればデザイン性が高まるだけでなく、家族全員が慌ただしい朝の準備もスムーズに行えます。
また、洗面ボウルは1つでも幅1,200mm以上の洗面台を置ける空間は、ゆとりが感じられるはずです。
カウンター部分が長いとお化粧やアイロンがけもできるので、使い勝手が良い洗面所になるでしょう。
◼ 【実例】高級感のあるホテルライクな洗面所を紹介
高級感のあるホテルライクな洗面所の実例を紹介します。
・タイルがおしゃれな清潔感のある洗面所
洗面台の鏡裏と床面にタイルを採用した洗面所です。
幅が広いカウンターなので、椅子に座って身だしなみを整えることもできます。
高窓から差し込む光と真っ白の洗面台によって、清潔感のある明るいホテルライクな洗面所に仕上がりました。
・リゾートホテルのような洗面所
鏡の周りに施工した石張りが目を惹く洗面台です。
石張りとダークブランの洗面台を組み合わせ、リゾートホテルのような雰囲気に仕上げました。
洗面台の上部を吹き抜けにして、日差しを取り込んでいる点もポイントです。
・丸い洗面ボウルがおしゃれな洗面所
丸みを帯びた個性的なデザインの洗面ボウルを、シンメトリーに配置しました。
洗面ボウルを目立たせるために、その他の内装は白を基調にしてシンプルにまとめています。
空間自体はコンパクトですが、広々と感じるように正面に大きな窓を配置した点もポイントです。
・高級感のあるホテルライクな洗面所
ホテルでよく見るような、トイレと洗面所が一体化している間取りです。
全体をシックな色合いでまとめ、壁一面に光沢感のあるタイルを施工しました。
照明をつけるとタイルが光を反射するため、キラキラと輝いて高級感があります。
◼ ホテルライクな洗面所を作るためのコツ
ホテルライクな洗面所を作るためのコツをチェックしていきましょう。
・広い空間と幅のある洗面台を採用する
ホテルライクな洗面所の特徴はゆとりのある空間です。
脱衣所と兼用するなら3畳以上、独立の洗面所なら2畳以上の広さをおすすめします。
洗面台は1,200mm以上の幅があると高級感を感じられます。
コンパクトな空間しか確保できないときは、大きめな窓や明るい色の内装を選ぶといいでしょう。
収納を埋め込み型にしたり、収納の多い洗面台を選ぶことで空間を広くすることも可能です。
また、高級感のあるタイルや造作洗面台を採用することで、狭い洗面所でもホテルライクに仕上げることができます。
コンパクトな洗面所をホテルライクにしたいなら、より素材選びにこだわってみてくださいね。
・造作の洗面台やタイル施工でオリジナリティを出す
洗面所のデザインイメージを大きく左右するのが洗面台の存在です。
造作洗面台やデザイン性の高いタイルを採用して、お気に入りのホテルライクな洗面台に仕上げてください。
洗練されたイメージの洗面所にしたいなら、上の画像のような直線的なデザインの洗面台をおすすめします。
柄が少ないモノトーンカラーの素材を選ぶとおしゃれにしやがりやすいです。
ホテルライクな中にも、エレガントやスタイリッシュなどさまざまなテイストがあります。
自分の希望に合ったデザインの洗面台やタイルを選びましょう。
また、既製品の洗面台でも、鏡との間にタイルを施工するだけでもオシャレです。
▷建築実例「Chigasaki Nango Simple Modern」
コストを抑えてホテルライクな洗面台を採用したい方におすすめな方法です。
・鏡や照明などのインテリアにこだわる
ホテルライクな洗面所にしたいなら、インテリアのデザイン性までこだわり抜きましょう。
特に鏡・照明・タオル掛けなどは目に付きやすいため、おしゃれなものを選んでください。
上の画像のように、洗面台の雰囲気と合わせてインテリアの色味を選ぶと統一感が出ます。
アイアン調の鏡はインパクトあるデザインなので、洗面所のアイキャッチポイントになりますね。
インテリア選びのもう1つ方法として、アクセントカラーになるような色味をあえて選ぶこともおすすめです。
インテリアは洗面所全体に対して面積が小さいため、アクセントカラーを選んでもイメージが崩れることはありません。
・脱衣所と洗面所を分けて洗濯機や洗濯物を隠す
洗濯機や洗濯物がある空間は、生活感が出てしまいますよね。
ホテルライクな洗面所にしたいなら、脱衣所と洗面所の空間を分けることをおすすめします。
空間はドアで区切ってもいいですし、来客時だけ目線を遮りたいならロールスクリーンでも良いでしょう。
また、ランドリールームを個別に設けて、そこに洗濯機を置くという方法もあります。
ランドリールームに洗濯機や下着などを置けば、脱衣所と洗面所が兼用でも生活感が出ません。
生活スタイルに合わせて、分ける空間を選びましょう。
・床はタイルを採用すると高級感が出る
ホテルライクな洗面所にしたいなら、床はタイルを採用することをおすすめします。
高級感が出やすいカラーは、ダークトーンか光沢感のある白系です。
ただし、タイルは冷えやすいため、冬場に不快に感じる可能性があります。
床暖房を採用したり、マットを敷くなどして対策を行いましょう。
・ハンドソープ入れなどの小物はデザイン性の高いものを
どんなに内装や洗面台にこだわっても、小物のデザイン性が低いとホテルライクな洗面所にはなりません。
ハンドソープはおしゃれなメーカーを選んだり、デザイン性の高いボトルに詰め替えると一気に雰囲気が変わります。
タオルはキャラクターや可愛らしい柄物は避け、洗面所のテイストに合った色味を選んでください。
また、洗面台のカウンターに緑を添えると、雰囲気がパッと明るくなるためおすすめします。
歯磨き粉や髭剃りなどの生活感が出そうなものは収納に隠しましょう。
細部までこだわって、ホテルライクな洗面所に合った空間づくりをしてくださいね。
◼ まとめ
ホテルライクな洗面所を作るためには、さまざまなコツが必要です。
・ゆとりをもった空間のプランニング
・洗面台や内装のデザイン性
・生活感を隠すための収納や間取り
また、どんな雰囲気のホテルを目指してコーディネートをするのかも重要です。
全体のテイストのイメージを固めてから、細かなデザインを選んでいきましょう。
これらのことを意識しながら、自分のお気に入りを詰め込んだすてきな洗面所を作ってくださいね。
ホームスタイリングは湘南や横浜で注文住宅のデザインを行っています。
お客様の希望にお応えするために、家族構成やライフスタイル、立地、予算などを伺った上で完全フリー設計のプランをご提案しています。
ホテルライクやリゾートテイストの内外装も得意としていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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