湘南での家づくりを成功させるための3つのポイントとは?
「そろそろ生活基盤を整えたいから」「地元に早く家をたてたいから」「資金が用意できたから」など、マイホームを購入する理由は人それぞれです。家づくりを成功させるためには、大きく分けてタイミングと資金計画、プランの3つのポイントに気を付けておきましょう。
◼ 家づくりを成功させるためのコツ
家づくりの際にはさまざまな要素を考慮した上でたくさんの決断をしなければなりません。その中でも家づくりを成功させるために意識したいポイントとして、タイミングと資金計画とプランについてご紹介します。
・タイミング
マイホームの購入は、仕事の状況や家族の年齢など、さまざまな状況に応じて決断することになります。タイミングを間違えれば必ずしも家づくりが失敗するというわけではありませんが、自分や家族にとって最適なタイミングで家づくりを行いたいものです。先行きが不透明な状態で家を建てても、その後どうなるか分からなければ安心して暮らすことはできません。少し先までのライフプランが立てられるような状況になればマイホームの購入に踏み切って良い頃かもしれません。
・資金計画
マイホームの購入を検討し始めると、資金面が気になる人も多いはず。「頭金はいくら必要なのか」「頭金を用意することはできるのか」「住宅ローンの審査に通るのか」など、心配なことがたくさん浮かんできますよね。マイホーム購入の費用を抑えられる方法はいくらでもあるため、まずはどのくらいの資金が用意できて、今後どのくらいなら住宅ローンを返済できるのかといったことを前もって計画しておくことが大切です。
・プラン
マイホームを購入する際には、新築住宅か中古住宅、マンションなどの選択肢の中から選ぶことになります。新築住宅の中にも注文住宅と建売住宅といった種類があるため、まずは要望や予算に応じてどの種類を選ぶ必要があります。注文住宅の場合は自分たちでプランを考えていくため、タイミングと資金計画の他に子のプランも家づくりを成功させる大きなポイントとしてあげられます。
◼ 家づくりのタイミング
家づくりを行うタイミングは人それぞれですが、多くの人がマイホーム購入を決断するタイミングについてご紹介します。「このタイミングで家づくりを行うべきだ」というわけではないため、参考にしながら家族に合わせたタイミングで家づくりを進めてみてください。
・貯金の状況
家づくりのタイミングとして、貯金の状況があげられます。マイホームを購入する際には、購入資金の一部を頭金として事前に支払い、残りを住宅ローンとして返済し続けるのが一般的です。最近は頭金を必要としない場合もありますが、頭金を支払っておくことでその後の住宅ローン返済の負担が少なくて済みます。そのためマイホーム購入に踏み切る際には頭金として支払えるようなある程度の資金が貯まってから、というのが指標となる傾向にあります。頭金として支払わなかったとしても、万が一収入が減ったときにもローン返済を続けられるような貯金があると安心です。
・夫婦の年齢
家づくりのタイミングとして、夫婦の年齢も一つの目安としてあげられます。30代でマイホームを購入する人が約半数、40代が約30%、20代が約10%といわれており、30代後半が平均的な年齢だといえます。若いうちに家を買うと、元気で働ける年齢のうちに住宅ローンの返済を終えることができるメリットがありますが、購入時点での収入が少ない人も多いのがデメリット。年齢を重ねてから家を買うと、住宅ローンの返済が終わる前に定年を迎えてしまうことに不安を感じることもあるかもしれませんが、購入時点での収入には余裕があることも。必ずしも年齢で決める必要はありませんが、購入時点での収入と住宅ローンの返済が何十年も続くということを頭に入れた上で決断することをおすすめします。
・子供の年齢
夫婦の年齢も家づくりのタイミングに関わることをご紹介しましたが、子供の年齢も一つの目安となります。パターンとしては妊娠前や妊娠中に購入するケース、幼稚園入園前、小学校入学前、小学校入学後…など。妊娠前や妊娠中に購入するケースは、結婚したらすぐに家を買いたいと思っている人や、出産したら保育園に入れられるように早めに家を決めたいという人に多いようです。子育ての前に家づくりを終えられるのは効率よく進められる一方で、家族構成の変化にも対応できるような家にする必要があります。
幼稚園入園前に購入するケースでは、幼稚園でできたお友達と一緒にそのまま小学校に通わせてあげたいと思っている人が増えていることが理由のようです。幼稚園に入園してから引っ越すと、引っ越した先の幼稚園で入園金を再度支払わなければならないことも理由としてあげられます。子供はもちろん親にとっても、途中で引っ越すと新しい環境に馴染むのが大変だという考えがあるのかもしれません。幼稚園入園後に家を購入するケースでは、「小学校に入る前には決めたい」と思っている人が多く、小学校の学区で選ぶようなことも。
小学校入学以降に購入するケースでは、子供の転校を伴う可能性があることに注意が必要です。同じ学区内であれば子供が転校する必要はありませんが、学区内に限って選ぶと選択肢が狭くなってしまい、エリア以外の条件を諦めなければならないことも。小学校高学年になってから転校すると友達も固まってきていることが多いため、できるだけ早めに行う方が良いかもしれません。
◼ 家づくりの資金計画
家づくりを成功させるための「資金計画」として、何を行うべきなのでしょうか。家を建てようと思ったときに資金不足で希望を叶えられないと悲しいですよね。資金計画として、自己資金を把握すること、費用の相場や内訳を把握すること、ローンの計画についてご紹介します。
・自己資金の把握
マイホームは一生に一度の大きな買い物といわれるほど、高額な費用がかかります。家づくりを始めるまではたくさんの希望や条件を叶えて、理想通りの家にしたいと思っていたとしても、いざ計画を始めると資金が足りない……といったことになることも。そのためまずは家づくりを始める前に自己資金を把握しておくようにしましょう。貯金の全てを家づくりに充てられるわけではないので、家づくり以外に残しておかなければならない額もしっかり考慮する必要があります。
・費用の相場や内訳を把握
マイホームは、家づくりの内容はもちろん購入するエリアによっても費用相場が大きく異なります。エリアごとの費用相場と、マイホーム購入にかかる費用の内訳も事前に把握しておくようにしましょう。家づくりにかかる費用は本体価格と付帯工事費、諸費用の3つに分けられます。建築費用以外にも税金や手数料などもかかってくるため、注意が必要です。
・ローンの計画
マイホームを購入する際にはほとんどの人が住宅ローンを組んで返済していく方法を選ぶことでしょう。頭金を用意するのが難しければ全額をローンに組み込むこともできますが、その分毎月の負担は大きくなってしまいます。貯金から少しでも頭金として支払うことで今後の負担を軽減できるのであれば、頭金を用意することも検討してみても良いかもしれません。
住宅ローンは早めに返済し終える方が利息を節約できますが、かといってあまりに短い期間で設定すると住宅ローンの支払いによって生活が困窮してしまうことも。せっかく新しい家での生活が始まったにもかかわらず、生活が困窮しているようでは快適に暮らすことはできませんよね。今後の生活も考慮した上でローンの計画を立てるようにしましょう。
◼ 家づくりのプラン
家づくりを行う際には、タイミングや資金計画と同じようにプランも重要なポイントとなります。家族みんなが満足できる家になるかどうかはプランにかかっているため、入念に計画を進めるようにしましょう。
・流れを把握
まずは家づくりの流れをしっかり把握しておくこと。まずは家族で要望を共有しながら希望条件を固めていきます。その上で資金計画を立て、土地探しや施工業者選びの工程へと移ります。土地と業者が決まったらいよいよ打ち合わせを重ねてプランを立てていきます。正式に契約を結んで施工、引き渡しという流れが一般的です。アフターサービスもしっかりしている業者を選ぶようにしましょう。
・間取りや設備選び
プランの打ち合わせでは、間取りや設備を決めていくことになります。家族構成やライフスタイルに合わせて間取りを決め、主に使う人を中心に設備を選びます。「開放感のある家にしたい」「設備のメーカーは○○が良い」「子供部屋は将来仕切りたい」など、漠然としたイメージから細かい条件まで伝えることでアドバイスをもらえるはずです。実際に住んだときのイメージをしながら、家族に合ったものを選ぶようにしましょう。このとき家事動線や生活動線も想像し、設備のグレードは予算とのバランスも考慮することをおすすめします。
◼ まとめ
マイホームの購入は一生に一度の大きな買い物ですよね。そのため家づくりを成功させるためには、タイミングや資金計画、プランに注意して進めていきたいものです。タイミングとしては貯金の状況や夫婦・子供の年齢、資金面では自己資金・費用相場・内訳の把握、ローンの計画など、プランとしては家づくりの流れを把握した上で間取りや設備を選ぶようにしましょう。
ホームスタイリングでは湘南と横浜で注文住宅の設計を行っています。湘南でもたくさんの建築事例や実績がありますので、マイホーム購入を検討している方はぜひお気軽にご相談ください。お客様のご要望に合わせて最適なプランをご提案させていただきます。