高級感のある家の特徴とは?おしゃれな外観・内装の事例も紹介

高級感のあるリビング

 

高級感のあるホテルのような住宅。

自宅にいながらリゾート気分を味わえるなんて最高ですよね。

 

高級感のある家は、ただ価格の高い素材を組み合わせるだけでは完成しません。

空間の広さや照明計画、採用する仕様などの特徴をしっかりと抑えることが大切です。

今回は高級感のある家の特徴と、外観・内装の事例を紹介します。

 

 

■【外観編】高級感のある家の事例6選

高級感のある外観の家を紹介します。

 

実例① リゾート地に建つ別荘のような高級感のある外観

石張りの外観

 

さまざまな種類の外壁が印象的な、存在感のある外観です。

ベースの外壁に加えて、石目や木目などさまざまな素材を組み合わせています。

さまざまな種類の素材を取り入れていますが、ベースの色をグレーとベージュでまとめることで高級感のある建物に仕上がりました。

丸みと直線的な壁を組み合わせた、個性的なデザインのおしゃれな建物です。

 

▷この建築実例をもっと見る「三角の城」

 

実例② 白の中に隠れるアクセントがかっこいい外観

白い家

建物と外構を一体化させ、生活感を隠した建物です。

真っ白の外壁ですが、2階の一部の壁を石目にしてアクセントを追加しています。

ガレージから室内に行けるようになっているため、建物の正面に玄関ドアはありません。

 

来客時は、ガレージ横の門をくぐって家の中へ案内します。

門がある家

アイアン調のかっこいいエレガントな門がアクセントの高級感あふれる外観です。

 

▷この建築実例をもっと見る「ガレージハウスResortModern」

 

実例③ 圧倒的な存在感を放つ白の平屋

平屋の外観

日当たりを考えて敷地に対して斜めに配置された平屋。

横長の建物形状は、道路から見ても圧倒的な存在感を放ちます。

外壁は真っ白にして、サッシや玄関ドアに濃い色を採用してアクセントにしました。

建物の前には塀を建てて、家の中や中庭が見えないように工夫しています。

平屋のデメリットであるプライバシー面にも配慮した、洗練された高級感のある外観です。

 

▷この建築実例をもっと見る「HI・RA・YA」

 

実例④ 2台の車を格納できるガレージハウス

2台分のガレージハウス

建物の1階部分をガレージと美容室にした事例です。

真っ白でシンプルな外壁が、ガレージ内に停まっている車のかっこよさを際立たせます。

同じ大きさのサッシを4つ並べてアクセントにした、シンプルモダンな外観です。

 

▷この建築実例をもっと見る「鎌倉山ガレージハウス」

 

実例⑤ 白×木目の壁が美しいコートハウス

生活感のない外観

真っ白な箱を組み合わせたような奥行きのある建物です。

一部だけ木目の外壁を採用して建物のアクセントにし、柔らかな印象を加えています。

窓を極力見えないようにして、生活感を隠した点もポイントです。

 

1番手前の壁の裏側は、リビングとつながる中庭になっています。

コートハウス

天井部分を開けて壁の一部もくり抜いているため、中庭や室内には明るい光が差し込みます。

住宅街でも周りの目線を気にせずゆったりと過ごせる、高級感のあるコートハウスが完成しました。

 

▷この建築実例をもっと見る「TO-FU」

 

実例⑥ 美術館のようなデザインのL字型の家

大きな広い家

真っ白な壁が印象的な美術館のようなデザインの家です。

建物を大きく見せることができるL字型の形状を採用し、存在感のある建物に仕上げました。

外構は門や柵で敷地全体を囲い、プライバシー面にも配慮しています。

 

高い壁で囲まれた空間は中庭が広がります。

中庭

外観からは想像できないくらいの、開放感あふれる贅沢な空間です。

 

▷この建築実例をもっと見る「外の視線を感じない家」

 

■【内装編】高級感のある家の事例7選

高級感のある家の内装実例を紹介します。

 

実例① 贅沢な素材を組み合わせたホテルライクな内装

シャンデリアがあるダイニング

大理石調の床とシャンデリアを組み合わせた、エレガントな内装です。

キッチン収納は壁内にぴったりと収まる寸法に設計し、ワイングラスが照らされるように間接照明を組み合わせています。

ダイニング・キッチンからは、広々としたインナーガレージを見渡すことができる間取りにしました。

 

▷この建築実例をもっと見る「三角の城」

 

実例② リゾートホテルのような開放感あふれる内装

大きな吹き抜け

リビング上を吹き抜けにして、大きな窓とおしゃれなペンダントライトを採用しました。

スケルトン階段をリビング横に配置することで、より開放的な空間に仕上げています。

天井や床を落ち着いた色味にすることで、高級感を保ちながらも居心地良く過ごせるように工夫しました。

 

リビングの窓を開けると、リゾートホテルにあるような中庭に続いています。

リビングからつながる中庭

広いデッキや室内プールなど、自宅に居ても気分を高めてくれるアイテムが盛りだくさんです。

外壁の石張りや中庭から見えるガレージが、高級感をプラスするリゾート住宅です。

 

▷この建築実例をもっと見る「ホテルライクシーン」

 

実例③ カーブした壁を活用したシンプルエレガンスな内装

曲線がおしゃれな家

2階ホールをカーブさせて空間のアクセントにした事例です。

ダイニング横の収納スペースもアーチの下がり壁にして、柔らかな印象をプラス。

丸みを帯びだデザインはエレガントで高級感のある印象を与えることができます。

 

一方で床やキッチンの壁、家具やインテリアを落ち着いた色味にして、空間が甘くなりすぎないように工夫しました。

シックとエレガントの両方の雰囲気を併せ持つ、高級感あふれる内装です。

 

▷この建築実例をもっと見る「大開口の家」

 

実例④ 真っ白の中に緑が映える洗練された内装

ホワイトのLDK

床・壁・天井・キッチンなどを白で統一し、清潔感ある洗練されたデザインの内装事例です。

リビングの上は折り上げ天井にして開放感をプラスし、間接照明を施工して高級感あふれる雰囲気に仕上げました。

観葉植物の緑や家具のグレーが引き立つオシャレなLDKです。

 

▷この建築実例をもっと見る「鎌倉山ガレージハウス」

 

実例⑤ ナチュラルモダンな開放的な明るい家

広々としたリビング・ダイニング

リビング上の天井を高くし、窓を多く採用した明るい空間です。

2階の腰壁をパネルにして1階とのつながりを作り、より開放感が出るようにしました。

空間の中に白と木目を同じくらい使い、シンプルかつナチュラルな内装のテイストを採用。

木目が多いと落ち着いた雰囲気になるため、くつろげる空間にしたい方におすすめな方法です。

 

▷この建築実例をもっと見る「白い家」

 

実例⑥ ホテルのような高級感あふれる洗面所

高級感のある洗面台

壁や床にタイルを使い、素材にこだわって高級感を演出した洗面所です。

洗面台は白を基調として、清潔感が出るように意識しました。

鏡や洗面台の下には扉付きの収納を選び、生活感を隠した点もポイントです。

壁の高い位置に明かり取りの窓を取り入れ、明るく開放的な空間を作りました。

 

▷この建築実例をもっと見る「ガレージハウスResortModern」

 

実例⑦ モノトーンカラーのシックなトイレ

モノトーンなトイレ

白と黒で全体をコーディネートした、ホテルライクなトイレです。

床やトイレは白を採用して、清潔感と明るさが出るように意識しました。

一方で、天井やサイドの壁は黒にして空間にあえて圧迫感を出し、落ち着ける空間になるように配色しています。

高級感のある空間にしたいなら、マット素材よりも上の事例のような光沢感のある素材を選び、光を反射させると良いでしょう。

 

▷この建築実例をもっと見る「個性を表現する家」

 

■高級感のある家に共通する5つの特徴

高級感ある家の特徴を5つ紹介します。

 

①大きな窓や吹き抜けを採用して開放的な空間を作っている

大きな吹き抜けと窓

▷建築実例「Cocoon」

 

高級感のある家は、ゆとりのある空間が特徴的です。

ただ空間が広いだけでなく、吹き抜けや大きな窓を組み合わせて、視覚的に広く見えるような工夫もされています。

コンパクトな空間でも、天井の高さを上げることで、ゆとりのある空間は作ることが可能です。

天井高は変えなくても天井に近い高さの窓やドアを採用することで、空間を広く見せることはできるため実践してみてくださいね。

 

▷関連コラム「吹き抜けリビングの間取りの魅力|30~35坪で実現した吹き抜けのある間取り実例集」

 

②木や石などの本物の素材にこだわっている

石・タイル張りの洗面所

高級感を出すためには、素材にこだわることが大切です。

石目調や木目調のアクセントクロスを採用するのではなく、天然の石や木を内装に採用することをおすすめします。

水回りの床なども、クッションフロアよりタイルの方が高級感が生まれます。

目線に入りやすい部分だけでも、本物にこだわって素材選びをしてみてくださいね。

 

③間接照明や存在感のある照明を使っている

折り上げ天井と間接照明

▷建築実例「HI・RA・YA」

 

高級感のある家にしたいなら、照明へのこだわりも大切です。

間接照明やスポットライトなどを活用し、壁や天井を照らすと高級感のあるライティングになります。

洗練された印象にしたいなら昼白色の白い電球、ムーディーな雰囲気にしたいなら電球色のオレンジの電球がおすすめです。

 

また、シンプルな内装にするなら、照明のデザインで高級感をプラスしても良いでしょう。

ペンダントライト

天井から大きなペンダントライトを吊るすことで、空間のアクセントになります。

キッチンやダイニングに、小さなペンダントライトを複数灯つけてもおしゃれです。

 

空間デザインに合わせて照明計画を立てましょう。

 

▷関連コラム「吹き抜けの照明でよくある失敗例6選|対策とおすすめの照明器具を紹介」​

 

④生活感を隠すための収納の工夫をしている

ホテルライクな洗面台

▷建築実例「眺望を取り込む家」

 

高級感のある家にしたいなら、生活感のないホテルのような空間を目指すことがおすすめです。

どんなにおしゃれな内装にしても、日用品であふれていると高級感とは程遠い家になってしまいます。

生活感が出るものは、扉で隠せる収納の中にしまうようにしましょう。

使用頻度が高いためオープンスペースに置いておきたいものは、デザイン性にこだわって選ぶことが大切です。

 

⑤外構にも統一感を持たせている

ガレージハウス

▷建築実例「鎌倉 GATE HOUSE」

 

高級感のある外観にしたいなら、外構も建物と一緒にコーディネートしましょう。

どんなにかっこいい外観でも、外構が手つかずの状態では魅力は半減してしまいます。

建物のテイストに合わせた外構アイテムを選ぶ点、建物のプライバシーを確保する外構を計画する点がポイントです。

外構計画は早めに取り組み、予算取りをしっかり行っておきましょう。

 

■まとめ

高級感あるダイニング

高級感のある家には共通するポイントがあります。

特に、生活感を隠した開放感のある空間づくりは大切なポイントです。

採用したいホテルのデザインを参考にしながら、適切な素材や照明を選んでみてくださいね。

費用面とのバランスを考えながら、ポイントに合わせた間取りや素材を取り入れ、高級感のある外観・内装を作りましょう。

 

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