【12選】おしゃれな室内窓がある家の実例集｜開放的で暮らしやすい空間を作ろう
家の中に窓をつける「室内窓」をご存知でしょうか。
一般的に窓は外と中をつなぐためのものですが、室内窓はさまざまな役割があります。
・内装をおしゃれにしたい
・開放的な間取りにしたい
・明るい部屋にしたい
このように考えている方は室内窓をぜひ検討しましょう。
今回は室内窓が持つ役割とおしゃれな実例を紹介します。
■ 室内窓が持つ3つの役割
室内窓が持つ3つの役割を紹介します。
役割① 暗い空間を明るくする
室内窓をつけることによって、隣の部屋からの光を取り入れられるため、空間を明るくすることができます。
北側しか窓が取れない部屋や、窓がない小さな空間への採用がおすすめです。
役割② 隣の空間が見えるようにする
本来壁が付く場所を室内窓にすることで、目線が抜けて開放感がある空間になります。
スタディスペースなどに採用すれば、子供が勉強している様子なども確認しやすいです。
役割③ 空気を取り込んだり出入りしたりする
室内窓の中には、開け閉めできる仕様の窓もあります。
エアコンが無い空間でも室内窓を開けておけば、隣の空間の快適な温度の空気を取り込むことが可能です。
また、ガラス製のドアを採用すれば「閉めれば窓・開ければドア」として使うことができます。
■ おしゃれな室内窓の実例12選
おしゃれな窓の実例を紹介します。
実例① 「ダウンフロア×LDK」をつなぐ室内窓
仕事や勉強で使えるスタディスペースの周りを室内窓で囲みました。
LDKのどこからでも子供が勉強している様子を見ることができます。
スタディスペースはLDKの中央に配置。
仕切られているセミクローズなスタディスペースですが、視界が抜けるため開放的で圧迫感のない空間です。
実例② 「ワークスペース×リビング」をつなぐ室内窓
LDKが見えるように、2方向の壁を室内窓で仕上げたワークスペース。
開放的な明るい空間で仕事ができるのに加え、リビングで遊ぶ子供の様子もわかるため安心です。
リビング側からはワークスペースの足元が見えないため、すっきりとした印象を与えることができます。
黒の格子が入ったガラスを選び、デザイン性にもこだわった室内窓です。
▷建築実例「Chigasaki Nango Simple Modern」
実例③ 「キッチン×リビング」をつなぐ室内窓
キッチンの壁の前を室内窓にした事例です。
こちらの事例のようなI型キッチンは、コンロ前に壁を立たせなければいけないため、閉塞感が気になるというお客様も多いです。
しかし、室内窓を使えば壁があっても開放的な空間を作ることができます。
コンロ前に立つと、リビングで遊ぶ子供の様子が良く見えます。
I型キッチンだけど開放感を出したいという方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
実例④ 「趣味スペース×リビング」をつなぐ室内窓
日当たりが悪い趣味スペースに室内窓を取り入れた事例です。
高めの位置に窓を施工したため、吹き抜けから明るい光が差し込みます。
ロールスクリーンも付けて、光の量を調整できるようにしました。
リビング側からの目線です。
室内窓の位置を高めにしたため、リビングからは中の様子が見えなくなっています。
プライベート空間に室内窓を採用するなら、窓の位置や高さにも注意して目線を遮るようにすることが大切です。
実例⑤ 「和室×吹き抜け」をつなぐ室内窓
和室と吹き抜けをつなぐ空間に、細長い室内窓を2本施工した事例です。
吹き抜けから入る優しい光が、和室を柔らかく照らします。
窓枠を濃い茶色にして、空間に馴染むアクセントになるようにこだわりました。
吹き抜け側から見たサッシの色は白を採用。
リビング側から見た室内窓は、すっきりとしたスタイリッシュな印象を与えます。
実例⑥ 「階段×ダイニングキッチン」をつなぐ室内窓
階段上の空間に室内窓を採用した事例です。
窓がない階段でも吹き抜けと室内窓を付ければ、暗いというデメリットが改善できます。
LDKにも開放感が生まれました。
ダイニングとリビングの間に、壁掛けテレビ用の壁を施工しましたが、室内窓があるため圧迫感を感じにくいです。
実例⑦ 「階段×リビング」をつなぐ室内窓
リビングに多くの窓を採用した事例です。
外へつながる窓の一部に、階段とつながる室内窓が混ざっています。
LDK全体に明るい光が差し込む空間になりました。
階段は両サイドに窓があります。
右側は外とつながる窓、左側はリビングとつながる室内窓。
まるで外にいるかと思うほどの、明るく開放感のある階段スペースです。
実例⑧ 「ペットスペース×リビング」をつなぐ室内窓
ペットスペースとリビングをつなぐ室内窓です。
１番左だけ開け閉めができるようになっています。
LDKのどこからでも見える空間にペットスペースを配置。
内装の高級感に馴染む、おしゃれなペットスペースです。
実例⑨ 「ペットスペース×リビングダイニング」をつなぐ室内窓
こちらも、ガラス張りのペットスペースを採用した事例です。
ガラスの上部の空間を開けて家族の声が聞こえるようにし、ペットが安心して生活できるように工夫しました。
ダイニング側のドアから出入りができます。
実例⑩ 「ガレージ×ホール」をつなぐ室内窓
スタイリッシュなデザインのガレージに、大きな室内ドアを採用した事例です。
ガレージ側からはおしゃれなループ階段が見えます。
ホール側からの目線です。
広々としたガレージを見渡せる、高級感のある家が完成しました。
実例⑪ 「ガレージ×寝室」をつなぐ室内窓
ガレージを上から見下ろせるように、2階の足元に室内窓を採用しました。
車もバイクも見えるように横長の窓を施工しています。
ガレージに施工された室内窓は、実は寝室とつながっています。
ガレージの上部に室内窓があるため、ガレージ側からの目線が気になることはありません。
ベッドに横になりながら、大好きな車やバイクを眺められる贅沢な空間です。
実例⑫ 「ガレージ×玄関」をつなぐ室内窓
広々ガレージとつながる大きな室内窓です。
玄関にはベンチがあり、ゆったりを車を眺めることができます。
室内窓の横にはドアをつけ、玄関からの出入りがスムーズに行えるような間取りにしました。
■ 【番外編】室内窓にもなる「クリア扉」の室内ドアの実例
透明なガラスやパネルを使ったドアは、室内窓としても役割を果たします。
「リビング×フリースペース」を仕切るドア
リビングとフリースペースを2枚の片引き戸で間仕切りした空間です。
クリアパネルのドアは、閉めていても開放感があります。
2枚の扉を右側に寄せれば壁内に収まるため、開けたときの見栄えもすっきりとしています。
開放感は残したいが、空間を仕切りたいときにおすすめな方法です。
「ガレージ×シューズインクローゼット」を仕切るドア
シューズインクローゼットからガレージへと続くドアを、ガラス扉にしました。
枠や取手を黒のスタイリッシュなタイプにしたため、室内窓のようなデザインのドアです。
室内窓をつける空間が無い場合はガラスデザインのドアを採用して、愛車を眺められるようにしても良いでしょう。
■ まとめ
光を取り入れ開放的な空間を作ることができる室内窓。
目線が抜けるため、家族の様子がわかりやすかったり空間が広く感じたりするメリットもあります。
「空間は仕切りたいけど、壁は圧迫感がある‥」と感じたときはぜひ室内窓を取り入れてみてくださいね。
ただし、ガラスは手垢や汚れが付きやすいため、掃除が大変です。
また勢いよくぶつかると割れてしまう可能性もあります。
特に小さなお子様やペットがいる家庭は、採用場所を十分に検討して採用しましょう。
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