リビングにワークスペースを作る!使い勝手の良い空間作りのコツを紹介【実例あり】
自宅で仕事をする方も増えてきた現在。
注文住宅を建てるならワークスペースを取り入れたいと考える方は多いです。
・個室で集中できるスペースにする
・家族の様子がわかるオープンスペースにする
あなたはどちらのタイプでしょうか。
どちらも魅力的で選べない方は、リビング周りのワークスペースがおすすめです。
今回は、リビングのワークスペースの魅力やおすすめする理由を、実例を交えて紹介します。
◼ 【リビングのワークスペース】メリット・デメリット
まず初めに、リビングのワークスペースを採用するときのメリット・デメリットを紹介します。
・メリット
リビングにワークスペースを採用するメリットは次の5つです。
・家族の様子がわかりやすい
・間取りによってはリビングが広く感じる
・省スペースで取り入れることができる
・家族共有のスペースとして使いやすい
・個別の冷暖房設備が必要ない
小さなお子様がいる家庭は、仕事をしつつも子供の様子を確認したいという方も多いですよね。
リビングにワークスペースがあれば、子供がお昼寝したり遊んだりしているのを確認できます。
また、カウンターを1枚施工すればリビングにワークスペースができるため、コンパクトハウスを建てたい方にもおすすめです。
リビングにスペースがあれば、子供の勉強や家族の趣味のためにも活用しやすいでしょう。
・デメリット
リビングにワークスペースを採用するデメリットは次の5つです。
・間取りによっては集中できない
・web会議などがしにくいことがある
・来客時に使えない
間取りによっては、家族の声や生活音が気になって、集中しにくいワークスペースになることがあります。
家族の友達が来ているときにリビングで仕事をしていると、お互いに気を遣ってしまいますよね。
ただし、これらのデメリットは間取りの工夫次第で対策ができます。
後ほど詳しく紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
■ 使い勝手の良いワークスペースをリビングに作るコツ
コミュニケーションが取りやすく集中もできるような、使い勝手の良いワークスペースをリビングに作るコツを紹介します。
・間仕切りや室内窓を採用して集中できる空間に
集中した空間にしたいなら、間仕切り扉の採用をおすすめします。
上の画像はリビング横の畳スペースに、間仕切りを採用した事例です。
集中したいときは扉を閉めて個室に、家族の様子を確認したいときは少し扉を開けて使うことができます。
仕事をしないときは扉を開けておけば、リビングが広く感じるでしょう。
また、ワークスペースを室内窓で仕切る方法もおすすめです。
出入り口にドアをつければ個室のような空間になるため、集中して仕事ができます。
空間はガラスで囲まれているため、圧迫感はなくおしゃれな内装デザインです。
ワークスペースの中から見たときも、リビングの様子がよく分かります。
ワークスペースの内側にロールスクリーンをつければ、完全な個室としても使えます。
会議や来客時にも集中して仕事に取り組めるでしょう。
▷建築実例「Chigasaki Nango Simple Modern」
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・子供の様子がわかるような間取りにする
リビングのワークスペースは、スキップフロアを有効活用する方法もあります。
上の画像のように、見下ろせる空間ならLDK全体を確認することができます。
ワークスペースだけでなく、趣味の作業台や子供の秘密基地のような空間としても活躍するでしょう。
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・仕事道具をすっきりしまえる収納を採用
ワークスペースを作るなら、仕事の用具やプリンターなどを置く収納スペースを作りましょう。
デスク周りがスッキリしていると、集中できますし仕事の効率も上がります。
上の画像は、カウンター横に可動棚をつけた事例です。
仕事道具はもちろん、子供のランドセルなども収納できます。
リビング側から見たときは、スキップフロアの腰壁で収納が隠れているため、すっきりとした印象に。
おしゃれなインテリアが飾られた棚だけが見えます。
デザイン性と使いやすさを考えた、こだわりのワークスペースです。
・幅広い机を選んで家族共有のスペースに
リビングにワークスペースを作るなら、家族みんなで使える間取りもおすすめです。
こちらの家では、背中合わせで使えるカウンターを2つ採用しました。
子供が宿題をしている時間を使って、仕事を進めることができます。
同じタイミングでワークスペースを使うと、お互いにやる気が高まって集中できそうですね。
ワークスペースを使う人数や時間帯などを考えて、必要な広さのカウンターを採用しましょう。
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・リビングの中央ではなく端にレイアウトする
LDKの一角にカウンターを施工したいなら、リビングの端にレイアウトすることをおすすめします。
なぜなら、LDKの中心にワークスペースを作ると、気が散りやすい空間になるからです。
リビングの端なら家族が頻繁に通ることが無いため、集中して仕事に取り組めます。
カウンターの正面や左右を壁にすることもおすすめです。
オープンなワークスペースなら、リビングに背を向けていても家族の様子は何となくわかります。
そのため、カウンター周りはなるべく壁に囲まれた間取りにして、閉塞的にすることを心がけましょう。
■ 【実例】リビングのワークスペースの間取りを紹介
リビングにワークスペースを取り入れた間取りの実例を紹介します。
実例① 室内窓のあるダウンフロアのワークスペース
LDKのどこからでも見える位置にワークスペースを採用した事例です。
大きな室内窓を採用しているため圧迫感がなく、家族の様子を簡単に確認することもできます。
ワークスペースの入り口には、2段のステップを作ってダウンフロアに。
ダウンフロアを採用することで、リビングとつながっていますが、別空間のように感じられます。
カウンターの前には、集中力を高める青のアクセントクロスとホワイトボードを採用しました。
ホワイトボードはメモを取れたり、資料を貼れたりと使い勝手抜群。
家族の存在を感じつつ集中できる空間に仕上がりました。
実例② 大容量収納!図書館のようなワークスペース
スキップフロアにワークスペースを取り入れた事例です。
壁に大容量の収納を採用し、仕事や勉強用具はもちろん、本や趣味のものを片付けられるようにしました。
オープンタイプの収納は、ものが出し入れしやすく使い勝手が良いです。
窓をたくさん採用したため、明るい光がたっぷり差し込むワークスペースに。
スキップフロアとリビングの間は柱を施工して、開放感が出るように工夫しました。
実例③ 外とつながる開放的なワークスペース
リビングと玄関の一角を利用したワークスペースです。
オープンな空間ですが、周りを壁にして集中しやすいように工夫しました。
お気に入りのレンガタイルや照明を取り入れたワークスペースは、仕事のモチベーションが上がる空間です。
ワークスペースの後方には、広々とした玄関とリビングを配置しました。
正面の扉はSICです。
玄関の大きな窓を開ければ、土間からカバードポーチに出ることができます。
仕事に疲れたら、外に出てのんびり休憩もできる斬新な間取りです。
実例④ リビングに隣接した2つのワークスペースがある家
リビングに2つのワークスペースを作った事例です。
1つ目はリビングのすぐ横に、オープンなワークスペースを採用しました。
少しだけ仕事をしたいときや、子供のスタディスペースとしても使える空間です。
ソファ横の扉を開けると、個室のワークスペースにつながります。
LDKとは異なるモダンでかっこいいデザインです。
集中したいときは個室のワークスペースを使うことができます。
仕事の内容や作業時間によって2つの空間を選べる、贅沢なワークスペースが完成しました。
◼ まとめ
リビングのワークスペースは間取りの工夫次第で、使い勝手の良さを高めることができます。
テレワークの頻度や時間などを考えながら、自分に合った広さやスタイルを考えてみましょう。
自宅でも高い集中力を発揮して効率的に仕事を進められるように、使い勝手の良い空間に設計してくださいね。
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