人気のサーファーズハウスとは?特徴や実際の建築事例をご紹介
「サーファーズハウス」という言葉を聞いたことがありますか?文字通りサーファーが住む家のことをいいますが、何となく漠然としたイメージしかできない人も多いかもしれません。そこで人気のサーファーズハウスの特徴とは何なのか、また実際の事例をご紹介します。
◼ サーファーズハウスとは
サーファーのための家のことを総称してサーファーズハウスといいますが、明確な定義があるわけではありません。一言でサーファーと言っても人、それぞれサーフィンとの向き合い方やサーフィン以外の時間の過ごし方は異なります。とはいえ海を愛するサーファーが落ち着く空間には共通点があるはずです。サーファーズハウスの特徴や人気の秘密は何なのでしょうか。
・サーファーズハウスの特徴
サーフィンを行う人の中には、平日は都会で働いて休日に海に行くという人もいれば、海の近くに住んで毎日朝早くから海に入るという人もいることでしょう。後者の場合はサーフィンを生活の中心にしており、そのために海の近くに移住したという人もいるかもしれません。そのような人が建てることが多いのがサーファーズハウスです。
サーフィンはサーフボードやウェットスーツといった道具が必要ですが、普通の家では収納場所の確保が難しいですよね。サーファーズハウスではサーフボードを立て掛ける場所を予め用意したり、庭にシャワーを設置したりと、サーフィンを日常的に行うことを前提とした家づくりになっています。
サーフボードのお手入れができるような芝生や、サーフボードを飾れるウッドデッキ、家の中でも練習できるようなスペースを作るなど、サーフィンへのこだわりを詰め込むことができます。
・人気の秘密
サーファーズハウスがサーファーに人気なのはもちろん、そのアメリカンな雰囲気からサーフィンをしていない人からも人気があります。屋根がゆるやかでどっしりとした印象を受ける佇まいは、見るからに海を感じることができます。見た目だけではなく、天然の木材を使用して丁寧に作られているため、土地に合わせたぬくもりのある家になっています。
海の近くで潮風に吹かれることで味わいが増していくのもサーファーズハウスの魅力です。サーフィンをしていなくても、海が好きな人、田舎で落ち着いて生活したい人におすすめの住宅です。
・メリットとデメリット
海の近くで生活することが想定されているサーファーズハウスですが、メリットとデメリットも頭に入れておきましょう。普通の家ではサーフボードの収納場所に困ることもありますが、サーファーズハウスではインテリアとして楽しむことができます。すぐに海に行けるような動線になっており、サーフィンを日常的に行っている人にとっては大きなメリットだといえます。
リビングからウッドデッキがつながっている場合、外からリビングが見えてしまうことがあります。プライバシーを守りたい人は対策を考える必要があります。また窓が大きいため夏は暑く、冬は寒くなってしまうことも。断熱性能の高い窓を取り入れることで家の中の温度を調整することができます。
◼ サーファーズハウスのインテリア
お気に入りのサーファーズハウスを作るためには、インテリアにもこだわりたいものです。サーファーズハウスに特徴的なインテリアをご紹介します。
・サーフボード
サーファーズハウスといえば、なんといってもサーフボード。ガレージや収納スペースに片付けるのも良いですが、せっかくだったらインテリアとして飾りたいという人も多いことでしょう。ウッドデッキの柵に立て掛けたり、家の中にラックを設置したり、リビングに無造作に立て掛けたり、お気に入りの場所を見つけてみてください。
家の中にラックを設置する場合は、家の間取りを考える段階から想定しておく必要があります。
・ハンモック
ハンモックは、キャンプや別荘地など非日常的な空間で楽しむものというイメージがある人もいるかもしれません。しかし最近では家の中でハンモックを楽しむ人も増えています。海に近いサーファーズハウスにあるハンモックに揺られていると、波の音を楽しみながら海辺にいるような感覚になることでしょう。
家にハンモックがあると、サーフィンから帰ってきたとき、コーヒーをゆっくり飲むとき、休日の午前中などにまったりリラックスできそうです。
・流木や貝殻
海辺を歩いていると流木や貝殻を見かけることがありますが、サーファーズハウスではインテリアとして飾ることができます。木を使ったフレームに写真を入れたり、サーフテイストの小物をちりばめたりすることで雰囲気がぐっと上がります。
・広々とした空間
サーファーズハウスは広々とした空間があるのも特徴です。サーフィンに必要なものを置く場所が必要であることはもちろん、ゆとりのある生活を送るためにも空間に余裕が必要ですよね。芝生のある庭やカバードポーチのあるエントランス、家の中には吹き抜けがあることも。
広い庭ではサーフボードのお手入れをしたり子供が遊んだりできます。カバードポーチにはサーフボードを飾る、友達を呼んでバーベキューをするなど使い道はさまざまです。家の中では吹き抜けを採用したり仕切りを少なくしたりすることで空間を広々と使うことができます。家族みんなで過ごす時間を楽しむなどゆったりとした暮らしを送ることができます。
◼ ホームスタイリングのこだわり
湘南や横浜で注文住宅のプランをご提案しているホームスタイリングでは、サーファーズハウスの設計も行っています。ホームスタイリングのこだわりをご紹介します。
・厳選した設計プランを提案
注文住宅の中には間取りやプランが規格化されている場合もありますが、ホームスタイリングではお客様の希望に合わせた完全フリー設計を特徴としています。家族構成や立地の条件、予算をお伺いして、家に対する思いに答えられるようなプランをご提案しています。土地を探す段階から設計士が同行し、気に入った土地に合わせたプランを考えます。社内コンペを行うので数パターンのご提案が可能です。提示していただいた予算に合わせて、お客様と一緒に希望のデザインを考えていきます。
・家族が集まる空間作り
ホームスタイリングではLDKを家の中心とし、家族が集まるような空間作りを意識しています。家に帰るとそれぞれが自分の部屋で過ごすのではなく、家族の気配を感じられるような間取りをコンセプトとしています。リビングはテレビを見る、ダイニングはご飯を食べる、などの決まった使い方をするだけではなく、子供が勉強したり家族で一つのことをしたりとさまざまな使い方があっても素敵です。
・光や風、空間を設計
ホームスタイリングでは、太陽の軌道や日当たりの角度、風の抜け方などを考慮して設計を行っています。窓の位置や吹き抜けを採用することで、光や風の入り具合も設計に取り入れています。
空間の活用を得意としているのもホームスタイリングの特徴です。段差に収納を設置することで空間を有効に使うことができ、屋上のバルコニーやリビングからつながっている中庭を作ることで「プラスワンリビング」の空間を提案しています。
・安心の長期保証
デザインや空間作りはもちろん、住宅性能やアフターサービスにも力を入れています。住宅性能においては、断熱性能の向上やZEHの取得などが可能です。基本的に木造軸組工法を採用していますが、パネル工法をプラスすることで耐震性や耐久性を向上させています。
アフターサービスについては、第三者機関による長期保証を付帯しています。地盤保証と住宅瑕疵担保保険それぞれ20年の対象となっています。またシロアリの検査も5年ごとに行い、10年目以降からは有償になりますが最長で30年間保証致します。
◼ ホームスタイリングの建築事例
湘南・横浜で注文住宅のプランをご提案しているホームスタイリングでは、サーファーズハウスの建築も行っています。サーファーズハウスの実際の建築事例をご紹介します。
・ビンテージサーファーズハウス
カリフォルニアスタイルのデザインをご希望とのことで、アイボリーとグレーの落ち着いたコントラストが素敵な外観に仕上げました。家の前にはサーフボードのお手入れができる広さの芝生や駐車場があり、バーベキューができそうなウッドデッキもあります。
仕切りの少ないリビングや2階までの吹き抜けにより、開放感のある空間が広がっています。玄関の土間とウッドデッキをつなげることで、外とのつながりを大切にしているのも特徴です。キッチンの設備や洗濯導線にもこだわっており、日常生活にも寄り添った家になっています。
・シックな外観のサーファーズハウス
カリフォルニア風のサーファーズハウスとは少し違った、シックな外観が特徴的な家です。塩害に強い外壁材を使用し、玄関にはサーフボードの収納スペースがあるなど、サーファーズハウスとしての特徴もしっかり備わっています。リビングからつながっているウッドデッキは耐用年数が長い素材を使用しており、昼と夜で違う楽しみ方をできる空間となっています。
明るい空間がご希望だったため、リビングを2階にしたり吹き抜けを採用したりと採光が取れるように設計しています。
◼ まとめ
サーフィンをしている人にとって、サーファーズハウスは憧れの家かもしれません。サーフボードを収納するスペースがあったり、庭にシャワーを設置したりと、サーフィンを中心とした生活をしたい人にとってぴったりの家だといえます。インテリアにもこだわって、自分だけのサーファーズハウスを完成させましょう。
ホームスタイリングでは、お客様の家族構成や条件、予算などの希望をしっかり聞き、数パターンのプランをご提案した上で一緒に家づくりを進めていきます。サーファーズハウスの設計も行っているので、湘南・横浜で注文住宅をご検討の際はお気軽にご相談ください。