中二階でおしゃれなマイホームを建てよう|湘南の注文住宅間取り事例
「スキップフロア」と呼ばれることもある中二階は、近年人気が高まっている間取りアイデアの一つです。
中二階はおしゃれなデザイン性や開放感が魅力ですが、老後の暮らしや空調効率などデメリットも気になるところ。
今回は中二階の良い面・悪い面を両方紹介し、後悔を防ぐためのポイントも解説していきます。
目次
■中二階とはどんな間取り?
■中二階のある注文住宅事例
■中二階の魅力/メリット
■中二階で後悔しないために
■中二階の便利な活用方法
■中二階とはどんな間取り?
中二階は1階と2階の間に設けるスペースのことで、居住空間や収納などさまざまな用途に使える便利な間取りアイデア。
在宅ワークの普及によるデスクスペースの需要を受け、最近は注文住宅での採用例が増えています。
高さ制限のある土地で3階層をつくったり、狭小地で床面積を確保したり、家づくりの課題を解決する方法としても優秀です。
オープンタイプの中二階は開放感のある家づくりにも向いており、おうち時間が増えている現代にもピッタリ♪
■中二階のある注文住宅事例
さっそくいろいろなバリエーションの中二階間取り事例を見てみましょう。
事例①
階段の途中に中二階のデスクスペースを設けたお住まいです。
吹抜け窓からのたっぷり自然光と広い空間のおかげで、コンパクトなスペースでも圧迫感はありません。
1階のLDKと視線が交わらず、仕事や読書などに集中できるスペースになっています。
壁で区切っていないので、呼べば応えられる程よい距離感がキープできるのも良いですね。
事例②
リビングを見下ろせる場所に、家事や趣味などさまざまな用途に使える中二階フリースペースを設置。
吹抜けリビングの高さを活用した収納スペースもつくり、LDK全体の利便性もアップ♪
内側が見えないのでいつでもリビングをすっきり保てて、急な来客にもスムーズに対応できます。
事例③
ロフトにつながるスケルトン階段をリビングのアクセントとして活用し、デザイン・利便性を両立させたリビングです。
広い中二階の内部は収納、ゲスト用の寝室などさまざまな用途に活用できそうですね。
事例④
中二階が持つ利便性・デザイン性・開放感を活かした、ワクワクするレイアウト事例です。
壁一面の本棚は実用性に優れるだけでなく、おしゃれなアクセントとして住まい全体を彩ってくれます。
中二階で生まれた床下スペースも収納としてきっちり活用しています。
事例⑤
リビング階段・吹抜け・中二階を組み合わせた、おしゃれでムダのない素敵な間取りです。
踊り場の中二階は大きな窓とバルコニーに面し、明るい雰囲気でお仕事や趣味がはかどりそう♪
■中二階の魅力/メリット
・空間を有効活用できる
中二階を活用すると、2階建ての家でも3つのフロアを作って床面積を増やすことができます。
土地の面積に限りがある市街地などの家づくりでは大きなメリットですね。
個室だと難しい書斎や趣味部屋も、中二階なら無理なく実現できるケースが多いです。
・開放感がアップ
1階と2階を中二階でつなげると、それぞれの空間に広がりが出るのも魅力的なポイントです。
実際の床面積以上の開放感を演出できるので、家族みんなで過ごすリビングと相性が良いです。
・明るい空間を作りやすい
2階や階段ホールの高窓から入る自然光を1階に届け、お部屋の明るさをアップできるのも中二階のメリット。
プライバシーの問題などで大きな窓を作れない場合など、暗さを解消するのにも役立ちます。
■中二階で後悔しないために
・何をする場所か決める
中二階を作る際は必ず何をする場所なのか考え、ムダな間取りになるのを回避しましょう。
中二階は用途の多い便利な間取りですが、なんとなく作ると使わなくなってしまい後悔するケースが多いです。
在宅ワーク・趣味の読書・収納など、用途によって中二階の適切な場所や広さは変わります。
目的に合わせたカスタマイズで、使い勝手の良い中二階スペースに仕上げましょう。
・空調と断熱性にこだわる
階段の途中などオープンタイプの中二階は、上下階がつながって寒さや暑さで後悔するパターンも多いです。
大空間の空調効率悪化を防ぐには、住まい全体の断熱性と空調計画にこだわることが大切。
家全体をぐるりと断熱層で包み込めば、広い空間でも暑さや寒さを感じにくくなります。
エアコンや暖房の空気が一か所に固まらないよう、シーリングファンでかき混ぜて均一にするのも効果的。
広くてもしっかり空調が効いて快適な間取りにしましょう。
・老後の暮らしも考える
中二階を作る際は、階段の上り下りがつらくなる老後の暮らしにも配慮する必要があります。
老後は一階中心で生活できるようにして、中二階は物置やゲストの寝室にするのがおすすめです。
家族の成長や巣立ちに合わせ、柔軟に対応できるように考えてみてください。
・設計力のある施工店に相談
魅力たっぷりの中二階ですが設計の難易度は高く、実際に作ってみて後悔するパターンは少なくありません。
中二階をプランに盛り込む場合は、なるべく実績が多く設計力が高い施工店に相談しましょう。
たくさんの中二階を作ったことがある施工店はノウハウの蓄積が多く、後悔を回避するプロ目線のアドバイスが期待できます。
施工事例をチェックしてなるべく中二階の事例が多い工務店・ハウスメーカーに相談してみましょう。
■中二階の便利な活用方法
・趣味や仕事スペース
程よい広さとプライベート感のある中二階は、読書や趣味、在宅ワークをこなすスペースにぴったり♪
1階と2階の動線途中にあるので、子育て・家事とお仕事を両立させたい方にもおすすめです。
・リビングから見守れるキッズスペース
赤ちゃん~幼稚園前後までの時期は、子供部屋ではなくリビングから直接見える中二階をキッズスペースにすると安心です。
リビングにおもちゃが散らかるのを防ぎ、お子さんと程よい距離感をキープして自立心の芽生えをサポートできます。
・友達を呼べるセカンドリビング
中二階があると、家族を気にせずお友達とおしゃべりを楽しむセカンドリビング的な使い方もできます。
休日で家族がくつろぐリビングにはお友達を呼びにくいですが、中二階なら目線が交わらないのでお互いに気を使いません。
・家族の共有ストレージ
上下階の途中にある中二階は、収納スペースとしても使い勝手が良いです。
例えば中二階にファミリークローゼットを造れば、洗濯物を各部屋に配る手間がなくなり家事効率がアップ♪
本やタブレットなど、家族で共有することが多いアイテムを置く場所としてもおすすめです。
■まとめ
デザイン性・利便性ともに優れる中二階は、おしゃれで暮らしやすいマイホームを目指す方におすすめの間取りです。
デメリットにもしっかり対策できますので、ぜひ選択肢の一つとして覚えておいてください。
今回ご紹介した以外にもたくさんの中二階間取り事例がありますので、こちらもお時間のある時にどうぞ。
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