アウトドアリビングのある家で理想の時間を♪施工例&後悔を防ぐ対策を解説
最近はキャンプなど外でのアクティビティ人気が高まり、住まいづくりでもアウトドアリビングの間取りが注目されています。
アウトドアリビングはさまざまな楽しみ方がある一方、なんとなく作ってしまうと後悔するケースも多いです。
今回はおしゃれなアウトドアリビングの施工例を見ながら、後悔を防ぐ対策をセットで覚えましょう。
目次
■アウトドアリビングとは
■おしゃれなアウトドアリビングの施工例
■アウトドアリビングでよくある後悔と対策
■アウトドアリビングとは
室内とお庭をつなぐ中間的な間取りのことをアウトドアリビングと呼びます。
リビングと隣接するテラスやウッドデッキなどを設置し、外の気持ちよさを味わえる居住空間として活用します。
- ピクニック気分で食事を楽しむ
- 友達を呼んでバーベキュー大会
- ペットやお子さんが思いきり遊べる場に
- オープンカフェ気分でおしゃべり
上記は一例ですが、アウトドアリビングならではの楽しみ方はたくさん♪
普段からアウトドアライフを楽しんでいる方はもちろん、在宅勤務や子育てのおうち時間を楽しみたい方にもおすすめです。
■おしゃれなアウトドアリビングの施工例
実際の注文住宅の中から、さまざまなバリエーションのアウトドアリビング施工例をピックアップしました。
詳細ページにお住まい全体の写真や間取り図もありますので、気になるお家があったらぜひチェックしてみてください。
施工例①
二階リビングからそのまま出られる大きなバルコニーは、過ごし方のバリエーションがいっぱい♪
立ち上がり壁で外の目線が気にならないので、リビングの延長としてしっかりくつろげる場所になっています。
ビルトインガレージの屋上を利用しているので、お子さんやペットが思いきり遊んでも足音が気になりません。
施工例②
コスト・スペースともに設置しやすいウッドデッキは、アウトドアリビングの定番です。
フェンスで囲むことでプライベート感をしっかり演出し、庭木も上手に配置してくつろぎの空間に仕上げています。
室内とフラット床のウッドデッキは、リビングを広く見せてくれるのもうれしいポイント♪
施工例③
広いバルコニーをリビングとつなげ、外からの目線が気にならないプライベートスペースに。
部分インナーバルコニーにすることで雨風をしのぎ、リビングへの直射日光を程よく遮ってくれる効果もあります。
外壁と同じ仕上げのバルコニーなので、壁で囲ったわざとらしさが無いのもグッドです♪
施工例④
眺望とプライベート感の高い特別なアウトドアリビングを目指すなら、ルーフバルコニーの間取りもおすすめです。広い土地の確保が難しい都市部のアウトドアリビングづくりにもピッタリです。
高台の眺望を活かしたルーフバルコニーは、一日の疲れを忘れてプレミアムな時間を過ごせる場所になりました♪
施工例⑤
市街地の中にありながら、外部の視線をカットする白い壁でのびのびくつろげるアウトドアリビングを実現。
2段のウッドデッキは寝転んだり座ったり使い勝手が良く、シンボルツリーと芝生で自然を感じられるのも素敵ですね♪
白い目隠し壁は外壁とカラーを揃え、開口部を設けることで圧迫感のない仕上がりです。
施工例⑥
ロの字型の中庭は防犯性・プライバシー性が高く、アウトドアリビングと相性の良い間取りです。
カーテンが要らないので自然光をたっぷりリビングに取り込むことができ、いつでも窓を開けて外とリビングをつなげます。
■アウトドアリビングでよくある後悔と対策
・目線が気になってくつろげない
アウトドアリビングは室内のようにカーテンを開け閉めできませんから、外からの目線があるとくつろげない場所になってしまいます。
特にウッドデッキやテラスなど1階にアウトドアリビングを作る場合は、周囲の建物や通りから見えないようにしっかり目隠ししましょう。
ただし壁で四方を囲んでしまうと圧迫感が出ることもあるので、内外ともに自然なデザインの目隠しが必要です。
格子や生垣・シンボルツリーなどを上手く配置すれば、程よく目線をカットできます。
L字型の角にするなど、建物の形状を活かして目隠しにするのも効果的。
・いつの間にか物置に・・・
何となくアウトドアリビングを作ってしまうと、結局物置になってしまい後悔するパターンが多いです。
例えばキッチンから遠いと食事を配膳しにくく、いつの間にか使わなくなってしまう可能性が高いです。
アウトドアリビングは必ず「どんな過ごし方をするのか」決めてからレイアウトを考えましょう。
過ごし方が決まると広さや床の材質、コンセントや水道の必要性などが見えて、使いやすいアウトドアリビングになります。
・雨の時期使えない
せっかく気持ち良いアウトドアリビングを作ったのに、梅雨や秋雨の時期になると使えないのも残念ですよね。
アウトドアリビングにはなるべく雨を防ぐ屋根を作りましょう。雨音を聞きながら読書するなど、意外と雨の日の過ごし方も楽しいものです♪
・夏は暑い
直射日光にさらされるアウトドアリビングだと、夏の暑い時期は使いにくく後悔につながります。
前述した雨対策と併せて、屋根で日差しを遮り快適なアウトドアリビングを作りましょう。
エアコンのない屋外でも、日陰を作るだけで体感温度がかなり変わります。室内のように熱気がこもることがないため、初夏はアウトドアリビングの方が気持ちよく過ごせるケースも。
夏の高い日差しをカットすることで、リビング内の温度上昇を防ぐ相乗効果も期待できます。
・掃除とメンテナンスが面倒
外部環境にさらされるアウトドアリビングは、普段のお掃除や定期的なメンテナンスの手間とコストで後悔するパターンも。
仕上げ方法でお掃除の手間やメンテナンスコストが変わりますので、将来のこともしっかり考えて選びましょう。
例えばデザインや触り心地だけで天然木のデッキを選ぶと、塗装の手間やコストが負担になります。
最近主流の天然木を練りこんだ樹脂デッキなら、自然な触り心地と塗装不要の耐久性を両立できます。
さらに耐久性を重視するなら、劣化や腐食の心配がないタイルデッキにするのも一つの手です。
・虫が気になる
普段都会で生活している方は、虫が苦手でアウトドアリビングを使わなくなってしまうケースも多いようです。夏の蚊はもちろん夕方以降は明かりに集まる虫も多くなるため、虫嫌いの方にはキツいですよね。
対策としては、蚊取り線香や虫よけグッズを併用しつつ、蚊帳を設置できるようにしておくのが良いでしょう。
例えば屋根にフックなどをつけておいて、虫が多い春~秋口までの時期は蚊帳を吊れるようにしておくと便利です。
■まとめ
アウトドアリビングには注意点もありますが、しっかり対策すれば素敵なおうち時間を過ごせる場所になります。
都会や市街地でも工夫次第で十分アウトドアリビングを作れますので、敷地やライフスタイルに合わせて考えてみてください。
神奈川エリアでアウトドアリビングのある家を建てるなら、完全フリープランのホームスタイリングにぜひご相談ください。
社内コンペ体制によるプランご提案で、お客様のイメージや暮らしに合わせた家づくりをお手伝いいたします。
土地探しのお手伝いも可能ですから、環境面も含めたトータルプランニングもお任せください。
間取りのこと、資金計画のこと、引っ越し時期のことなど、住まいづくりのことならどんなこともお気軽にどうぞ。