リゾートライクな家にするためのポイントとは

「リゾートライクな家」という言葉を聞いたことはありますか?リゾートと聞くと南国のイメージが強いかもしれませんが、リゾートホテルのような高級感・非日常感のあるような家のことをいいます。

 

生活感を最小限にしつつも住み心地の良いリゾートライクな家のポイントとその事例についてたっぷりご紹介します。

 

◼ リゾートライクな家とは

リゾートライクな家とは、文字通りリゾート風の住宅のこと。明確な定義はありませんが、南国風の家を想像する方も多いかもしれません。

 

しかしどちらかというと「ホテルライクな家」に近いような、リゾートホテルのような空間のことを指すことがあります。南国風の家はもちろん、今やさまざまなテイストのリゾートライクな家が存在しています。

 

リゾートライクな家は、テーブルやソファなどの家具選びによって後から作ることもできます。しかし本格的にリゾートライクな家にするためには、外観や内装に使う素材、間取りなどを新築時からこだわるのがおすすめ。

 

◼ リゾートライクな家のポイント

本格的にリゾートライクな家にしたい場合、新築時からこだわって作り上げたいものです。とはいえどうやって取り入れていけば良いのか、なかなか具体的に想像するのは難しいですよね。リゾートライクな家にするためにはどのようなポイントに留意すると良いのでしょうか。

 

・ベースはシンプルに

リゾートホテルは、ホテルによってテイストこそ違いますが、ベースはシンプルですっきりとした空間であることが多いと思います。広々としていてすっきりとしたお部屋にしたい場合は、シンプルなベースの上に好きなテイストを乗せていくことがポイント。

 

シンプルすぎるとリゾートライクというよりもシンプルモダンな家になってしまうので、直線的でシンプルなものをベースにしつつ、家具選びや配置などで個性を出すことができます。

 

・間取りや内装の素材が重要

本格的なリゾートライクな家にするためには、家具やインテリアだけではなく新築時から間取りや内装にこだわることが重要です。リゾートホテルは広々としていて開放感があることが多いので、吹き抜けや天窓、大開口の窓などを選ぶことで空間をデザインすることができます。

 

螺旋階段やスケルトン階段は空間を広く見せてくれるだけではなく、高級感を演出してくれます。リビングとウッドデッキを繋げたり、スキップフロアにしたりと実際の広さよりも広く見せてくれる間取りを選ぶのもおすすめ。

 

内装に使用する素材は、どのようなリゾートを想定しているかによって変わってきます。南国風であればアジアンテイストの内装、シンプルやモノトーンのリゾートホテルが理想の場合は白を基調とした内装、ナチュラルな雰囲気が良い場合は白や木目の内装など。

 

・生活感をなくす

リゾートライクな家は、ホテルライクに近いニュアンスであることをご紹介しました。リゾートホテルのような家にするためには生活感をなくすことが大切。部屋に置くものの量を減らし、厳選された中にもセンスの良いものを置くことでリゾートライクな家に近付きます。

 

生活感をなくすために、普段からよく使うものを奥に収納してしまうと使い勝手が悪くなってしまいます。洗濯物やティッシュなどの日用品は出したままにしているとどうしても生活感が出てしまうので、見えない収納にしたりおしゃれな箱に詰め替えたりと工夫するのがおすすめです。

 

・統一感を出す

「リゾートライクな家」にはさまざまなテイストがありますが、好みのテイストを決めたら統一感を出すことがポイント。「南国風も気になるけど、フレンチ風も気になる…」「ナチュラルとモノトーンのどちらにしよう…」など複数のテイストで悩むこともあるかもしれません。

 

しかしどちらも選ぼうと思うと統一感がなくなってしまい、リゾートライクな家とは程遠くなってしまうことも。悩むかもしれませんが、家族で話し合いながら一つのテイストに絞って統一感を出せるようにしましょう。

 

・「間」を作る

リゾートホテルは空間が広々としていることが多いですが、家具と家具の間、家具と壁の間が空いていることが多いもの。都心部に家を建てる場合に「間」を作ることは難しいかもしれませんが、高級感を出すためには家具をキチキチに並べるのではなくある程度の「間」を作ることがポイントとなります。

 

・高級感のある家具

リゾートライクな家では、なんといっても高級感がポイント。高級感のある家具といっても、必ずしも高級な家具を選ぶ必要はなく、高級感のあるような家具を選ぶようにしましょう。家づくりの段階でテイストを決めたら、統一感を出せるように家具選びをしていく必要があります。もともと住んでいた家で使っていた家具を使うこともできますが、統一感を出すためには新しい家のテイストに合った家具を選ぶのがおすすめです。

 

・照明や小物で雰囲気をアップ

リゾートライクな家にするためには、設計や間取りからこだわっていくことがポイントであるとご紹介してきました。家具の次に照明や小物選びによって雰囲気をグッとアップさせることができます。好みのテイストに合わせた照明や小物を選んで、本格的なリゾートライクな家を作っていきましょう。

 

◼ リゾートライクな家の建築事例

リゾートライクな家にするためのポイントをまとめてきましたが、実際にホームスタイリングが手がけた建築事例をご紹介していきます。

 

・リゾートライクハウス

白い塗壁の外観は、白と木目を組み合わせたナチュラルな雰囲気。鎌倉市に位置していることから、潮風を受けても傷みにくいようにコーティングされています。

サーフィンから帰ってきたらすぐにシャワーを使えるようなデッキを併設。デッキの奥はお風呂につながっているため動線も抜群。

生活感が出がちな玄関も白を基調としていてすっきり。

リビングは外観と同じようにナチュラルな色合いが印象的。広々としており天井のファンがリゾートホテルでありながら落ち着く空間になっています。

実際の施工事例はこちら

 

・三角の城

こちらの事例は外観から個性的ですが、おしゃれなデザイナーズホテルのような雰囲気を醸し出しています。

バリのホテルをイメージしたというリビングダイニングは南国風のリゾートテイスト溢れた空間。大理石の床やデザイン性の高い壁紙と、黒を基調とした家具の相性が抜群。天井のシャンデリアがより高級感を演出してくれています。

リビングは吹き抜けになっていて、ウッドデッキとつながっているため開放感のある空間になっています。

実際の施工事例はこちら

・ガーデンテラスハウス

白と紺のツートンカラーでまとめた外観。シンプルでありながら存在感のある家に仕上がっています。

自然素材系は好みではないという施主様のご希望から、白を基調とした中にブルーのアイテムを散りばめたシンプルでおしゃれなリビング。床には大理石調のタイル、壁にはガラスのブロックを埋め込んでアクセントに。

外からの視線が全く気にならないように設計されたガーデンテラスは、完全プライベート空間として家族でくつろぐことができます。土の汚れが気にならず、モダンな空間を追求するために足元はタイル張りにしています。

実際の施工事例はこちら

 

◼  まとめ

リゾートライクな家を建てたいと思っている方も多いかもしれませんが、具体的にどのようなポイントに気を付けるべきなのか分からないこともあるはず。そこでリゾートライクな家にするためのポイントをご紹介してきました。実際の事例も参考にしながら理想の家づくりを進めるようにしましょう。

 

ホームスタイリングでは、リゾートライクな家の施工事例が多数あります。その他にもさまざまなテイスト、空間の使い方の事例がありますので、ぜひ参考にしてみてください。横浜や湘南で注文住宅をご検討の際はお気軽にご相談ください。