無駄のないデザインでモダンな家を建てよう

家づくりを行う際、どのようなテイストの家にするか悩みますよね。さまざまな種類の中からテイストを決めるために、今回は無駄のないデザインであるモダンな家についてご紹介します。モダンな家の特徴やモダンな家の中での特徴、よくある色味などについてまとめていきます。

 

◼ モダンな家とは

モダンな家とは、直線的なデザインや無機質な素材を使用し、現代的でシンプルな家のこと。1920年頃までは装飾がたくさん施された建築が一般的でしたが、だんだん装飾の少ないシンプルでモダンな建築が広まり始めました。ヨーロッパでモダニズム建築が起こったことがモダンな家の起源。

 

現代的なデザインだと言いつつ長い歴史があるではないかと思われるかもしれませんが、シンプルであるが故に現在でも家づくりにおいて受け継がれているデザインだといえます。

 

◼ モダンな家のテイスト

モダンな家と一言で言っても、さまざまなテイストに分けられます。どのようなテイストにするかによってモダンな家の表情が変わってきます。

 

・モノトーン

モダンな家と聞くとモノトーンのデザインを想像する方も多いかもしれません。白や黒、グレーなどの無彩色を使うため、無機質やスタイリッシュといったイメージになります。色味が少ないため家具選びが難しくなく、高級感を出しやすいのもモノトーンの特徴。

 

・シンプル

モダンな家はそもそもシンプルなデザインが多いですが、豪華さはないものの住み心地の良いシンプルなつくりの家のこと。ガラスやタイルといった素材、白やグレーといった無彩色が選ばれることが多いテイストです。無駄のないデザインなので、余分な建築費用が掛からず必要な箇所だけに費用をかけられる効率的な家づくりだといえます。

 

・ナチュラル

ナチュラルな家とモダンな家はあまり近くないような気もするかもしれませんが、モダンな家の中でも自然素材を使用したり白やベージュといった落ち着いた色味を使ったりすることでナチュラルな雰囲気も取り入れることができます。

 

温かみのある家にしたい場合、お子様がいらっしゃる場合などはナチュラルモダンな家にしてみてはいかがでしょうか。

 

・和風

モダンな家の中には、和風のテイストを取り入れた和モダンというジャンルもあります。現代的なデザインの中に、昔ながらの和風のテイストを盛り込むことで、無機質というよりも温かみや親しみのある家にすることができます。瓦屋根や外壁、障子、お庭など、どの部分で和のテイストを入れるかによって家の表情が変わってくるため、和とモダンのバランスを考えながら家づくりを進めるようにしましょう。

 

・洋風

モダンな家はそもそも洋風の家であることが多いですが、モダンな中にもフランス風やイギリス風、アメリカ風、ギリシャ風など、好みのテイストを取り入れることも。シンプルでありながら好みのテイストを取り入れられるので個性を出すことができます。ベースはシンプルな家なので、本格的な輸入住宅よりも日本の住宅街にマッチしやすいのも魅力の一つ。デザイン性に少し手を加えるだけで個性的な家にできるのが洋風モダンのおすすめなポイントです。

 

◼ モダンな家の特徴

モダンな家は人気が高いですが、さまざまなテイストがあること以外にどのような特徴があるのでしょうか。

 

・無駄がなくスタイリッシュ

モダンな家は無機質なデザインであることが多いですが、直線的なラインが多いため無駄がないのが特徴。長方形や正方形、それらを組み合わせたような構造が多くなっており、デザイン面だけではなく動線も無駄なく確保しやすいというメリットも。

 

特にモノトーンな色味を使うことでよりスタイリッシュな雰囲気にすることができます。打ちっぱなしのコンクリートを使用すると、よりおしゃれな見た目に。

 

・主張が強すぎない

モダンな家は装飾が少なくシンプルなデザインであることをご紹介してきましたが、シンプルであることから主張が強すぎないことも特徴の一つ。おしゃれであっても主張が強すぎると周りの家から浮いてしまうことも。住宅街の雰囲気によっては主張が強すぎない家にするのが良い場合もあるため周りの家をチェックしてみるようにしましょう。

 

・建築コストが抑えられる

装飾が少なくシンプルなデザインが多いことから、モダンな家では建築コストを抑えることができます。マイホームを建てたいものの費用面が気になるという場合は、モダンな家を検討してみてはいかがでしょうか。

 

・飽きの来ないデザイン

モダンな家はシンプルなデザインが多いため、飽きが来ないという特徴もあります。家は一度建てると長い間住み続けることになるため、飽きが来ないというのは大切なポイントですよね。家づくりの際の一時的な好みで選んでしまうと、後々飽きてしまうこともあるかもしれないため、飽きる可能性があると思われる場合はシンプルなデザインにしておいた方が良いかもしれません。

 

◼ モダンな家の建築事例

モダンな家のテイストや特徴についてご紹介してきましたが、実際に施工したモダンな家の建築事例についてご紹介していきます。

 

・Connect House 繋がる家

グレー単色のスタイリッシュな外観が特徴のこちら。外壁の色はもちろん、片流れ屋根や窓の少なさも特徴です。家の横には広々とした駐車スペースがあります。

屋根付きの駐輪場もあるので、雨風から自転車を守れるようになっています。

リビングは2階に配置し、どこにいても家族の気配を感じられるような間取りにこだわって設計。キッチンや洗面所に繋がる回遊動線をとっているため、毎日の家事を効率よく進めることができます。

リビングの一角にはスタディスペースを確保し、家族とのコミュニケーションを取りながらお子様が勉強や読書をすることができます。

モダンな中に北欧テイストをプラスした使い勝手の良いキッチン。料理をしながらお子様を見守ることができるのがポイントです。

実際の施工事例はこちら

 

・シンプルながらも計算された快適性

白と黒のモノトーンな外観が特徴のこちら。

LDKは天井を高く取ることで開放感に溢れた空間を実現。ナチュラルな色味と黒のコントラストが素敵なおしゃれ空間となっています。

キッチンは作業が見えないようにモールテックスの腰壁を採用。油も飛び散りにくいのでお手入れも簡単です。

散らかりがちなお子様のおもちゃもすっきりとまとめられるような工夫がされており、快適に過ごすことができます。

「他の会社ではできないと言われた要望に納得いくまで付き合ってもらい、細かいこだわりがとことん詰まった家が完成しました」とお喜びの声をいただきました。

実際の施工事例はこちら

 

・白いムセオ

白と木目のコントラストが素敵なこちらの事例。「美術館のワンフロア」をイメージして作られたシンプルモダンなテイストの家になりました。

一見ナチュラルテイストなのかと思わせる外観ですが、家の中に入るとリビングの家具はモノトーンで統一。白を基調としながら黒の家具が映えるおしゃれな空間です。床材は大理石のように見えますが、大理石調のフローリングなので冷たさを感じることなく汚れにも強いのが特徴。

土地購入の決め手にもなったというバルコニーからの眺めは圧巻です。家の中の快適性はもちろん、バルコニーやベランダなどの外の空間にもこだわるとより家での生活が充実するはずです。

実際の施工事例はこちら

 

◼  まとめ

モダンな家のテイストや特徴、実際の事例をご紹介してきました。モダンな家と一言でいってもさまざまなデザインがあるので、シンプルな家にしたいという方はぜひモダンな家の事例をたくさん見てみてください。

 

ホームスタイリングでは、モダンな家の建築事例がたくさんあります。実際の事例を見ることでイメージが湧きやすくなると思いますので、事例を参考にしてみてください。横浜や湘南で家づくりをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。