「住む」場所としての横浜|広い視野を持ってエリアを選ぼう

マイホームを建てるとき、どのような基準で住む場所やエリアを絞っていますか?横浜は観光地としてのイメージが強いかもしれませんが、「住む」場所としても魅力的な街です。

 

横浜で働きながら暮らす方はもちろん、東京で働いている方でも通勤時間に拘束されすぎることなく生活することができます。マイホームを建てる際の土地選び・エリア選びはさまざまな条件を考慮しなければなりませんが、広い視野を持って選択肢を絞っていきましょう。

 

◼「住む」場所を決める

「住む」場所を決める際、場所やエリア選びに悩むことも多いと思います。住む場所として適したエリアを決めるために、これからご紹介するポイントに注目してみてください。

 

・賃貸か持ち家か

「住む場所を決める」といっても、賃貸か持ち家かによって基準は変わってきますよね。賃貸であればとりあえずの住処だという方も多いと思うので、会社までの近さや憧れのエリア、家賃などを考慮して決めるはず。

 

持ち家として住む場所を決めるということはマイホームを建てるということなので、一生の住処だというケースが多いことでしょう。一生暮らせるような場所を決めようと思うと意気込んでしまい、なかなか決められないこともありますよね。

 

賃貸で住む場所を決める際と、持ち家として住む場所を決める際、自分にとって基準がどのように違うのかを考えてみましょう。

 

例えば「賃貸であれば憧れのエリアに住みたいけど、持ち家であれば他の条件を優先する」、「通勤時間の短さよりも土地代の安いエリアを選びたい」、「休日にリフレッシュできるような自然豊かなエリアに住みたい」など。持ち家で住む場所を決める際は、賃貸との違いを考慮した上で条件に優先順位を付けてみるのがおすすめです。

 

・イメージと現実の違い

はじめに「横浜は観光地としてのイメージが強いかもしれませんが」とご紹介しました。横浜は実際に観光地や関東近郊から日帰りで遊びに来るような場所としての側面がありながら、住宅地が密集していたり田園風景が広がっていたりと、観光地として以外の側面も持っています。

 

「住む」場所を決める際、イメージだけにとらわれて選択肢を狭めてしまうのではなく、「実際はどのような街なのか」「違う側面もあるのではないか」と現実の姿を探してみてください

 

横浜はみなとみらいなど海に近いエリアは確かに観光地や遊びに行く場所としての側面が強いですが、少し離れると住宅街になっていたり大きな公園があったりと住環境が整っているエリアもあります。

 

区によっては緑豊かなところもあり、のびのびと子育てできそうな地域も。横浜でマイホームをご検討の際は、区ごとの特色を抑えた上でさまざまなエリアに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

・利便性

持ち家で住む場所を探す際、賃貸よりも現実的な条件の優先順位が高くなりますよね。家の周りにスーパーやドラッグストア、コンビニなど生活に必要なお店があるかどうか、学校や病院までの距離、図書館や娯楽施設への行きやすさなど。

 

車が必要ないエリアでは、徒歩や自転車で行ける距離に生活必需品を買えるお店があるかどうか、車が必要なエリアでは駐車場に困らないようなお店が近くにあるかどうか、気になるエリアを調べてみましょう。

 

利便性よりも他の条件の優先順位を高く設定していたとしても、実際に家を建てて生活するところを想像してみると、案外利便性は優先順位が高くあるべきだということに気付くはず。

 

例えば緑豊かな地域に住みたいという気持ちがある場合、利便性を考慮していなければ住み心地の良い場所とは言えなくなってしまいます。全ての条件を満たしているかどうか、生活に支障のあるような場所じゃないかどうかを冷静に判断するようにしましょう。

 

・自治体の制度

住む場所を決める際、盲点になりがちなのが自治体ごとの制度。同じ横浜でも区によって制度や補助金などが異なる場合もあるため注意が必要です。

 

制度面まで気にせずエリアを絞っていて、家を建てる際や住み始めてからもったいない思いをすることのないようにしたいものです。事前に確認できるものは確認した上で住む場所を決めるようにしましょう。

 

◼ 住む場所としての横浜

住む場所を決める際のポイントをご紹介してきましたが、横浜は実際に住む場所としてどうなのでしょうか。はじめにご紹介した通り、観光地としてのイメージが強い横浜。

 

しかし観光地や遊ぶ場所としてのイメージが強いエリアに一戸建てを建てることは少ないのではないでしょうか。横浜の中でも住宅地が広がっているエリア、緑豊かなエリア、子育てしやすそうなエリアに絞って住む場所を探してみると現実がわかってくるはずです。

 

イメージと現実を混同させることなく、広い視野を持って探すようにしましょう。

 

◼ 横浜での建築事例

ホームスタイリングが実際に横浜で手がけた建築事例をご紹介します。横浜に住むことをイメージしやすくなると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

・石積みの家

横浜市青葉区にある、大きさの違う直方体が並んだような外観の家。外壁は真っ白ですが、足元にある石積みが特徴的です。

外観だけ見ると窓が少なく感じられますが、家の中は日当たりが良く驚くほど明るい空間になっています。

中庭を囲むように部屋が配置されており、全体がつながったような間取りに。リビングは家族が自然と集まって笑い声が溢れるアットホームな空間になっています。

バルコニーに面した窓はフルオープンにすることができ、開放するともう一つのリビングに。外からの視線を気にすることなく、家族がくつろげる外の空間を作りました。

玄関は暗い印象になりがちですが、中庭側に大きな窓を配置することで明るく開放的な印象に仕上がっています。

実際の施工事例はこちら

・都市型 日本家屋

横浜市緑区にある、深緑と白、黒を基調とした和モダンな外観が特徴的なこちらの事例。黒い格子が外観のアクセントになっていますが、ペットボトルのキャップを再利用した樹脂を使用しています。

 

日本家屋は郊外や地方で広い土地に建てられることの多いイメージですが、こちらはタイトル通り都市型の日本家屋。

玄関からパティオを見るとこのようになっています。愛犬の遊び場になっており、周囲の視線を遮っているため気兼ねなく愛犬と遊ぶことができます。玄関ホールの床には間接照明付きのディスプレイコーナーを設け、遊び心を。

リビングは天井を高くすることで開放感のある空間に。ダイニングやキッチンとはゆるく仕切ることで、くつろぐ空間としての側面を強く打ち出しています。

実際の施工事例はこちら

・シンプルモダン

横浜市港南区にあるこちらのお家。箱が飛び出しているようなキュービック型の外観が特徴的で、黒の外壁がスタイリッシュさを演出しています。

LDKは2階に配置し、リビングの背面にダイニングとキッチンがある間取り。リビングは白を基調としており、黒の建具やインテリアとの相性が抜群です。

キッチンとダイニングは横並びに配置されており、キッチンに立つと右手にリビング、奥に和室を眺められるようになっています。

リビング横の階段を登るとロフトになっており、3人のお子様の遊び場となっています。壁で仕切られているわけではないため、家中にお子様の笑い声が響く魅力的な間取りです。

実際の施工事例はこちら

 

◼ まとめ

住む場所を決める際、どのような基準でエリアを絞っていけば良いか悩んでしまいますよね。横浜は観光地としてのイメージが強いですが、住宅街が広がっているエリアや緑豊かなエリアもあります。

 

イメージと現実の違いを冷静に判断しながら、広い視野を持って住む場所を選ぶようにしましょう。

 

ホームスタイリングでは、横浜や湘南で注文住宅の設計を行なっております。お客様のご希望に添えるようプランをご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。